再発を防ぐ方法


腰椎椎間板ヘルニアでは、再発の可能性を完全に否定することは出来ません。その人の食生活や日頃の過ごし方などが一番影響してきます。

また、手術を受けたのであればどのような術式を選択したのか、手術でどのような経過があり、社会復帰はどれくらいで可能か、などの情報は患者さんにとって、とても重要な意味を持ちます。

一般的な考え方になるかどうかという点では、それぞれの医師に任せる、ということになりますが、通常、腰椎椎間板ヘルニアの手術後の再手術率は経過観察の期間が長くなればなるほど高くなり、10年を超えてしまえば同じような傾向ではなくなります。

また、最も高い再発率を持つのは5年以内と覚えておいてください。あるいは10年以上経って再発された方もいらっしゃるでしょうけれども、数としてはごく少ないと言えると思います。

また一般的に、手術の結果がとても良かったという場合でも、そのことから安心してしまい、リハビリをせずに治療前の生活に戻ってしまえば、再発の可能性はかなり高くなります。

ですが、リハビリとして筋肉トレーニングやストレッチを毎日欠かさず行い、また姿勢の矯正も行い、食生活の改善を心がけている方は、ほとんど、腰椎椎間板ヘルニア再発の危険性は無いと考えて問題ないと思います。

予防としては、痛みがある時は安静にして、痛みが比較的にない時は、筋力トレーニングやストレッチなどをして、筋力アップを図りながら、筋肉や腱を鍛えることが最も効果的です。

しかし、社会復帰される場合はそのようなわけにはいきません。腰に負担をかけずに、ゆっくりと腹筋や背筋を筋力アップし続けることが大切と思います。

復帰後、重いものを持つ仕事を再開される方であれば、労働用のコルセットなどがありますので、コルセットを装着すれば、サポートする力がまだ弱いという場合は特にメリットがあります。

しかし、コルセットに頼りきるのも大変危険で、いつまでも着用していると、腰を支える筋肉や腱が弱ってしまい、腰椎椎間板ヘルニアをまた発症させてしまうこともあります。痛みがない時は出来るだけ外して、仕事をされるようにした方が良いでしょう。

腰椎椎間板ヘルニアは基本的には腰の痛みですので、腰の痛みやぎっくり腰の予防として効果のある生活をすることもよいと思います。

また、定期的に病院で診察を受け、腰椎椎間板ヘルニアの傾向がないかどうかをチェックすることでより安心感を得ることが出来るかと思います。

中川式腰痛治療法