腰椎椎間板ヘルニアの手術後は、数日から長ければ数週間をベッドで過ごすことになります。
この場合、筋肉は使用しないことで日ごとに衰えていき、その他にも関節の動きが悪くなる、関節痛が起こりやすくなる、脚が腫れるなどの症状が起こりやすくなります。
このため、自分の力で起立したり、車椅子に慣れたりする間は特に簡単な運動をちょっとずつして体を動かしておくことで、リハビリに悪影響を及ぼさないようにすべきです。
簡単な運動を一日に三回することで、体のバランスを保ち、筋肉が落ちるのを防ぐことができます。
リハビリの効果は患者さんごとに違います。
腰椎椎間板ヘルニアの手術後、2ヶ月も経ったのに、腰の痛みや足のしびれが完全に取れず、立っていると足が痛くなるという場合もあります。
この場合、医師からは筋肉トレーニングをするように言われてはいても、どのようなトレーニングをすればよいか分からないという場合もあります。
病院でのリハビリが出来る場合は、腰椎椎間板ヘルニアの症状を見てもらいながら、最適なメニューを選択していくことができますが、退院して自力で生活をしているにも関わらず痛みが取れない場合は、他の治療院に通ったり、リハビリ専門医にかかったりする必要性が出てきます。
一般的に病院で行う、腰椎椎間板ヘルニアのリハビリは、ストレッチと筋肉トレーニングが主なものです。
場合によってはエアロバイクなどを用いる場合もありますが、退院後もほぼ同じような方法でリハビリをしても効果はあまり出ないという場合は、出来ればジムに通って機械トレーニングなどをしたり、プールに行って軽く泳いだりすることで効果が上がります。
自力でのトレーニングよりも、機械を使用したもののほうが、腰椎椎間板ヘルニアへの負担は軽くなりますので、より効果が上がります。
特に水泳は水中での浮力によって、腰椎椎間板ヘルニアへの負担がほぼゼロに等しく、そのまま浅いところで歩行をするだけでも筋肉をバランスよく鍛えることができます。
しかし余力があるからといって思い切って泳いで、翌日まで疲労を残すようなことがないように気を付けましょう。


