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腰部脊柱管狭窄症


腰椎椎間板ヘルニアと腰部脊柱管狭窄症に共通の症状として坐骨神経痛があります。坐骨神経痛は、特に臀部や太股の裏側に慢性的な痛みと不快感を伴います。

腰部脊柱管狭窄症が原因の場合は、体を後へ反らすことで下肢に痛みが走り、腰椎椎間板ヘルニアの場合では前屈によって痛みが走ります。

そして、体を前に反らせても、後屈させてもどちらでも臀部や下肢に痛みがあり、しびれを起こるというケースでは、腰椎椎間板ヘルニアと腰部脊柱管狭窄症が併発していることも考えられます。

この場合、突出してしまったヘルニア、および狭窄や変形を起こしている脊柱管、厚くなった靱帯などが、神経根を挟むように圧迫することが考えられます。

腰椎椎間板ヘルニアなどでこの合併症が起きたとしたら、日常生活はほとんど無理になることが多く、早期の手術がまず検討されますが、全快するにはかなりの時間がかかると思われます。

腰椎椎間板ヘルニアの原因としては、主に腰椎にかかる「縦のストレス」と「反るストレス」だと言われています。「縦のストレス」とは、一日中、座りっぱなしであったり、立ちっぱなしでいると、自分の体重を腰椎が支え続けます。

特に、デスクワークなどで座って仕事をする時間が長い方は、上半身の重みを常に腰椎が受け止めていることになります。これを長期間続けていると、少しづつ腰椎が圧迫を受けていき、結果、腰椎椎間板ヘルニアになってしまいます。

「反るストレス」とは主に外傷性のものが多く、スポーツなどのオーバートレーニングや交通事故などが挙げられます。特に、反るストレスはスポーツによるものが多く、プロのスポーツ選手が一番なりやすい腰痛の症状です。

その他に考えらる腰椎椎間板ヘルニアの要因としては、遺伝的素因、主に肉体労働などによる腰部への過剰な負荷、タバコを初めとする生活習慣などのさまざまな要因が挙げられています。

また、これらが総合して腰椎椎間板ヘルニアが発症すると考えられています。発症する年齢層では20代から40代が圧倒的ですが、小中学生や高齢者の例も多くあります。

腰部脊柱管狭窄症は遺伝的素因、あるいは加齢によるものがほとんどです。また、55歳ぐらいからの高齢者に多くみられます。

高齢化した社会の中で、寿命が延びたことにより脊柱管狭窄症の患者さんが増え、整形外科でも手術症例の9割が脊柱管狭窄症と言われています。

どちらの症状も医師問診、理学所見、そしてMRIが主な決定診断です。腰部脊柱管狭窄症の手術は内視鏡を用いたものと従来のものがあります。

また、腰椎椎間板ヘルニアと比較すると内視鏡手術は難易度が高く、適応症も限られてきますので、従来の手術法のほうが主流です。

どちらの症状でも術後に足の痛みがなかなか取れないというケースは多いため、早めのリハビリが推奨されます。

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