腰椎椎間板ヘルニアでは、その保存療法においても、また術後においても大切なものが体操です。
特に保存療法を継続する場合、筋肉の退化を避けるために進んで取り入れるべきです。
筋肉が退化すると腰椎椎間板ヘルニアを再発するだけでなく、腰椎椎間板ヘルニアになりやすい体にもなってしまいます。
また、ちょっとした動作でもぎっくり腰を起こしてしまい、いつまで経っても腰椎椎間板ヘルニアから逃れることが出来なくなります。
そのようなことがないように、体操を含む筋力アップ、トレーニングは積極的に取り入れるべきです。
また、腰椎椎間板ヘルニアでは、坐骨神経痛の症状が多くの患者さんに顕著です。坐骨神経痛では、上体を前に倒すと痛みやしびれが増しますので、この姿勢をとることは厳禁です。
その他、基本的な上下の腹筋運動法をしたり、あぐらをかいたり、ソファーに座ることも腰椎椎間板ヘルニアを大きくしてしまう可能性が高くなります。
体操のやり方も様々ですが、自宅で簡単にできるストレッチなどの方法を取り入れる方は多く、またこれを毎日継続することでかなりの効果が得られます。
この場合に注意すべきこととしては、腰椎椎間板ヘルニアによる痛みを感じることがあれば、すぐにその体位を停止させ、改善するまでは禁忌として扱うことです。
我慢して継続してしまうと、せっかく改善しかけた部分が元に戻ってしまうことになりかねません。
また、適度な回数を行うことも大切です。特に疲れが出るまでやる、というような健康な状態でスポーツをする時のようなイメージを持つことは厳禁です。
骨盤の歪みを矯正するための体操は、左右の膝の長さを自分で測ることができ、非対称であれば何度か繰り替えすことで長さを均等にすることが出来ます。
また、仰向けになって簡単に自分で腰椎椎間板ヘルニアを広げるための体操もあります。
ポイントとしては、少しでも横になる時間を増やして腰椎椎間板ヘルニアに重力がかかる時間を減らすようにすることです。
あまり立ったままの体操ばかり選択しないようにして、半分程度は寝た姿勢のものを実践するとよいと思います。
寝ている状態では、腰椎椎間板ヘルニアを修復、再生するための血液の循環が活発になります。
また、腰椎椎間板ヘルニアは押したり、揉んだり、叩いたりといったようなことはしないように注意すべきです。
体操をした後、一日に一回はぬるめのお湯に20分程度つかり、体の疲労や老廃物を取り除くことも効果的です。


