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理学療法について


腰椎椎間板ヘルニアに理学的な治療法を的確に取り入れることで高い治療効果を得られます。また、その範囲は広くトータルなトレーニング治療として注目されています。腰椎椎間板ヘルニアの理学療法には、電気や電磁波による刺激方法、運動方法、温熱または寒冷方法などがあります。

これらの一部としては、ホットパックや超短波(マイクロウェーブ)、パラフィン浴などが挙げられます。腰部に低周波をあてる電気治療では、筋肉を収縮させる事によって血液の循環を促すことができ、また神経や筋肉が活性化するため、痛みを和らげる効果が期待できます。

運動療法の主な内容は、ウオーキングやストレッチ、筋力のトレーニングや水中での歩行や腰に負担のかからない泳ぎなどです。主に腰椎椎間板ヘルニアの慢性期に多く用いられます。

ウオーキングでは運動の基本である歩くことによって体全体の筋肉を活性化させ、鍛えることができます。またストレッチによって筋肉をほぐし、運動による負荷から開放することができます。

筋力トレーニングでは主に腹筋や背筋など腰周りの筋肉を効果的に鍛えることを目標にします。このことから腰部の背骨を常にサポート出来るような体を作り上げます。

また腰に負担のかからない立位がとれるのが水中での運動です。疲れを感じない程度にゆっくりと水中歩行することで、陸上ではなかなか鍛えることができない筋肉をトレーニングすることが出来ます。

また、筋力トレーニングは腰椎を支えている筋肉や腱を強化し、腰椎椎間板ヘルニアを改善させるだけでなく、体の免疫力をアップする効果もあります。

体の免疫力がアップすれば、風邪を引かない体になったり、体全体の血流が良くなりますから、常に健康の状態を保てるようになります。

ですので、体の筋力アップは腰椎椎間板ヘルニアの改善だけでなく、このような副産物も手に入れることが出来ますので、とてもお薦めなのです。

また、薬剤投与やブロック注射などをいくら試行しても効果がなかった、腰椎椎間板ヘルニアの患者さんが、突然改善しだしたという例も多いのが、ホットバックによる温熱です。この方法では普段熱を通さないような筋肉の深部を温めることができます。

いずれの理学的な治療法を試行した場合でも、腰椎椎間板ヘルニアにある程度の改善が見られたという場合は多く、またそのほとんどは継続させることでより効果が上がってきます。即効性と持続性という両方の面で優れているのが、理学療法であると思います。

中川式腰痛治療法